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未確認飛行生物 UFC「スペース・キャタピラー」


▲《未確認・飛行生物 UFC「スペース・キャタピラー」》

◎1985年10月3日、アメリカのスペース・シャトル「アトランティス/OV-104」は、ケープカナベラルのケネディー宇宙センターから打ち上げられた。
課せられたミッションは「DSCS-3型」軍事通信衛星2機を地球の周回軌道上に乗せることだった。
順調にミッションが進行するなか、搭乗員のスチュワートが ある異変に気がついた。
真(ま)っ青(さお)な地球を背景に何かが うごめいているのだ。
見ると、それは奇妙なチューブ状をした飛行物体だった。
あたかも半透明のイモムシのようで、大きさは100メートルを超えている。
それが不気味(ぶきみ)に うごめいているのである。
形といい動きといい、そいつは どう見ても生物だった。
「あれは いったい何なんだ。
こんな宇宙空間に あんな物体が居るなんて絶対にありえない!!。」
スチュワートがクルー達に注意を促(うなが)すように指を差すと、全員が ほぼ同時に その生物に気がついた。
驚いたヒルマーズは、すぐさまカメラを構え、謎の怪物体をファインダーに収めた。
良く見ると、そいつはスペース・シャトルと同じ成層圏の「ストラポーズ/成層圏界面」と呼ばれる領域を浮遊していることが判った。
地上から約31キロ、正確に言うと、そこは宇宙空間ではない。
もちろん、だからと言って、普通の生物が存在できるような環境ではないのだが、見るからに怪物体は生物のような動きをしている。
あたかも宇宙空間を浮遊する巨大なイモムシ、{#01〜02}:"スペース・キャタピラー"とでも言うべき飛行物体であった。
驚くべきことに、その"スペース・キャタピラー"はシャトルの搭乗員達が見つめるなか、突如、激しく首を振ったかと思うと、その頭部と思われる部分が分離、2つの胴体が うごめきながら ゆっくりと離れ始め、そのままシャトルの進行方向と逆方向へと消えていった。
{#01〜02}の写真は その時に撮影されたモノである。

《参考書籍》

『プラズマUMAの謎とチュパカブラ』{<著者>飛鳥 昭雄(あすか・あきお)+三神たける <発行所>(株)学研パブリッシング}参照.